ウェイトバランスの調節
ウェイトバランスは、走りの全て、特に直進の安定性に大きくかかわってきます。
ウェイトのバランスの良し悪しは、低速走行時では、違いが分かりづらいが、高速走行時ではシビアに関係するようです。
シャシ等の軽量化や、サスペンションの取り付け等を行う際にも、ウェイトバランスの調節をしてください。
バランスを知る方法の一つとして、プラタイヤで直進性をみる方法があります。ダッシュでも、まっすぐ走ればgood。
カスタムが上手い人なら、タイヤを自作しても良いかもしれません。
シャシによって、少しの重さで安定するものと、いくら重りを乗せてもまっすぐに走らないものがあります。
※新品開封直後等、ホイールやシャフト等にゆがみがないシャシでは、ギア側に約0.5g程度の重さをつけるとまっすぐ走りことが多い???
リアタイヤの遊びの調節
←前 後→
タイヤとシャシの間には遊びがあります。マイナスドライバー等で、タイヤについているギアをシャシ側につめれば、左右のぐらつきを軽減できます。
遊びの調節は、やらないほうが良いシャシも多い様子です。
※ギアを痛めないように。
各部の重量移動
重量移動を行う前には、必ず仮の『重り』を使って、下記の点を確認してください。
『このシャシは重量移動した方が良いのか?』
『左右どちらを軽くすれば、良いのか?』
『だいたいどれくらいの重量移動で済むのか?』
※3g以上の重量を乗せないと、バランスが取れない場合はやめておいた方が無難かもしれません。
コインホルダーの片方を切断すれば、軽量化しつつ、大幅な重量の移動ができます。
コインホルダーの重さが0.27gです。
計算上 右-0.13左+0.13=左+0.26
だいたいQステアのリアタイヤ(0.28g)分です。
コンデンサーと動脈と静脈の向きを変えることにより、微調節できます。
コンデンサーの重さ 0.14g
実験では、左右に12回、6往復で切れてしまいました。
コンデンサーは、くれぐれも切らないように、熱を加えるなどして、ゆっくりと曲げてください。
その他
ただ今研究中です。
鉛板をボディ裏等に仕込む方法もありますが、なるべく重心を低くした方が良いので、つけるとしたらコインホルダーの周りがオススメです。